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ISO9001・ISO14001:2015改訂
工事成績90点内部監査 内蔵型「超小型ISO」isokogata_bn 

1.2015改訂

本年、7月9日ISOの中央事務局からFDIS(最終国際規格案)が公開されました。FDISは発行後2ヶ月間、つまり9月9日まで全てのISO加盟各国に送られて、参加メンバーによる投票にかけられることになります。投票は賛否投票だけで、文字の修正などの編集上の意見は別として、内容の修正意見は受け付けられません。したがって、ISO9001:2015が(ほぼ)確定したことになります。

ISO 9001:2015規格は、箇条(条項)や段落の順序だけでなく、章構成が8章から10章に再構成されるなど、規格の構成と箇条(条項)記述が大きく変わります。

しかし、こうした構成の変更は、規格の趣旨や要求事項の内容に影響を及ぼすことはありません。また、不必要な改善に資源や労力を投入することは、規格の意図ではありません。

もし、趣旨や要求事項の内容が変わるならば、「9001」「14001」という規格番号自体が変わるはずです。その意味では、ISO9001は1994年版からISO14001は1996年版から、ずっと同じものなのです。今回の改訂も、基本的にはマイナーチェンジなのです。

 

2.ISOの現状

非常に残念なことに、ISO9001やISO14001を導入しても、以下のような状況が、1994年版以来、一向に改善されていません。

・ISOが本業にどれだけ役に立っているか怪しい。あるいは、全く役に立っていない。
・全体的に「やらされている感」が大きい。やるのは定期審査の前日だけ。
・「文書」に振り回されている。現場の改善に手が回らない。
・品質や環境だけやっても、経営はできない。これ以外にも沢山の問題がある。
・用語や仕組みが氾濫しているが、実態は何も変わっていない。

この状況を変えねばなりません。

 

3.ISOを活用するための視点

ISO9001やISO14001が役に立っている会社を見てみますと、

・社内に氾濫していた手順書・記録様式がISOの文書管理・記録管理によってスッキリした。
・入札参加資格で10点、総合評価で1点加点になっている(継続的改善は行われていない)。
・管理サイクル、プロセスアプローチなどの考え方が社内に浸透した。

これらの会社は、何等かの目的をもって、ISO9001やISO14001に取り組んでおられることがわかります。では、ISOに目的がないのかというと、そうではありません。たとえば、セクター規格に取り組んでおられる企業では、ISOは概ね有効に機能しています。

iso2これらの規格には、「顧客の安全」「測定の不確かさの改善・維持」や、「食品危害・ISO17025(試験・校正機関用ISO)(食中毒、異物混入)の低減」などの明確な目的・目標があり、これらの目的・目標を達成するためにISOシステムを運用しておられるからです。

要するに、ISO認証取得について「目的」があるかどうかです。ISOが有効に機能している場合には「目的」が明確であり、機能していない場合は「目的」が明確になっていない、あるいは、ISOを用いて継続的改善を行なう必要がない、という傾向があるのです。

したがって、その「目的」を明確にすれば、ISO9001・14001は機能するということになります。ところが、それが、オリコウさんテーマ、たとえば「文書管理の指摘をなくそう」「紙の使用料を削減しよう」「清掃をキチンとやろう」では、真剣に取り組もうという意欲が湧きません。

 

4.活用できるISOに変えるには

では、どんな目的ならば、真剣に取り組めるのでしょうか? 建設業の場合にはたとえば「工事成績評定点向上」があります。工事成績は、公共工事を行う限り、継続的に改善し、あるいは、高得点を維持する必要があります。

ISOを工事成績向上のために用いることができるならば、これは凄いことになります。具体的には、

①竣工前に、現場を内部監査し、工事現場の不適合を修正・是正する。

②施工中に、内部監査を行い、段階確認等における指摘事項がないように修正・是正する。

③着工準備段階で内部監査を行い、指摘事項がないように修正・是正する。

などを行ないます。

 

実際に、やってみますと、工事成績で89点、88点、87点という驚愕の高得点が次々現れ、優良工事表彰が続出するという結果になりました。

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そこで、弊社では、超小型ISO9001・14001に「工事成績90点内部監査」を組み込み、内部監査を行なうたびに、工事成績が向上する超小型ISO9001・14001を提供しています。

これによって、ただの「お飾りISO」「お荷物ISO」が、あなたの会社になくてはならないシステムに生まれ変わります。

製造業の場合も同じことがいえます。ISO9100やISO16949で用いられている、FMEAやSPCやMSAを組み込むことにより、目的をもったISO9001システムが出来上がります。

たとえば、ヒューマンエラーの撲滅を目的としてFMEAを用いることができますし、ISO9001にMSAを組み込んだものがISO17025と呼ばれています。

このように製造業でも、目的を明確にして、システムを運用すれば、ISOは会社になくてはならないシステムとなるでしょう。

是非、弊社のシステムをご活用ください。とくに、建設業の皆様には、「日本一成果の上がる」ISOシステムをご提供することができます。
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